[ 0001 ]
セルクリート工法
セルクリート工法は、リサイクル紙を原料とした繊維質混和材(製品名:セルクリート)を混入した気泡モルタルによる注入充填工法です。
セルクリート工法は、繊維を混入することにより、これまでの「セメントミルク」や「セメントモルタル」等の従来の注入充填材料に比べ、「耐水性」・「流動性」・「施工性」・「品質」・「現場施工性」を大幅に向上させた、画期的な注入充填工法です。
● 耐水性 ・・・・・・・・ | 水中での材料分離がほとんどないため、滞留水がある内空への確実な充填が可能です。 地下水・滞留水のある中空への充填施工についても、充填不良箇所の発生がなく、均等で確実な充填施工を行うことができます。 |
● 流動性 ・・・・・・・・ | 材料の耐分離性・流動性に優れ、長距離圧送や狭小部への充填が可能です。 |
![]() |
![]() |
![]() |
● 施工性 ・・・・・・・・ | 材料分離がなく、流動性に優れているので、ホースの詰まりがありません。 高い注入圧力を必要としないので、外圧管の破損、周辺地盤の隆起、注入材の地表面への噴出などに対処できます。 長距離圧送が可能であることから、中間立杭を減らすことができ、施工の安全性の確保、工期の短縮、工事費の削減ができます。 |
● 品質 ・・・・・・・・・・ | 従来工法の「セメントミルク」や「セメントモルタル」と比較して、軽量でブリージングがなく、起泡の合泡・消泡等がなく、耐材料分離特性に優れていることから、均質な材料の製造・施工が可能です。 |
![]() |
工法名 | 総合評価 | 経済性 | 施工性 | 強度特性 | リサイクル | 備考 |
エアモルタル | △ | △ | △ | ○ | × | ブリージング・骨材の分離が起きる。 長距離圧送に限界がある。 |
エアミルク | × | ◎ | × | × | × | エアが水と接触すると、エアが消滅し、十分な注入ができない。 |
セルクリート | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 繊維質が骨材の分離を防止し、長距離に対する流動性が良好である。 均一の密度を保って注入できるため、水と接触しても、エアの消滅、骨材の分離が起こりづらく、水を押し出すことが可能です。 |
◎ 大変良い ○ 良い △ 悪い × 大変悪い |
● 現場施工性 ・・・・ | 大規模な現場はもちろん、小規模のグラウト注入現場でも、専用の攪拌機やアジテーター、グラウトポンプなどを搭載した車上プラントによる施工が可能であるため、即日解放が可能です。 |
施工箇所全景 | 車上プラント設置状況 |
![]() |
![]() |
注入口側 | 注入口 |
注入施工状況 | ブロー確認状況 |
![]() |
![]() |
注入口 | 吐出口 |
セルクリート工法 は、これまで困難とされていた、滞留水のある管内への充填、200mを超す長大管の注入等の施工を可能にした工法 です。
特に、内空に水のある水道管や下水道管等の内部充填工事に最適な工法 です。
セルクリート工法は、水に強く、滞留水のある現場でも施工可能です。
セルクリート工法は、安定した長距離圧送、落差のある注入が可能です。
セルクリート工法は、充填の中断、再充填および吐出量の変速が可能です。
セルクリート工法は、専用の起泡材を使用することにより、
消泡を極めて少なくすることが可能です。
セルクリート工法は、日施工量アップ、コスト縮減が可能です。
セルクリート工法は、残置管の充填、パイプルーフ鋼管充填、橋台の背面盛土、
地下構造物の埋め戻し、軽量盛土などにご利用いただけます。
● 交通量の多い道路の廃止埋設管等の処理
● 鉄道線路を横断している不要管渠等の埋め殺し処置
● 河川堤防を貫通している不要管渠等の埋め殺し処置
● 防空壕等の地下空洞の埋め殺し
● 洗堀、吸出し等により生じた、構造物背面空洞の処置 など
セルクリート(繊維質混和材)を混入した気泡モルタル注入充填工法
セルクリート工法
耐水性、流動性、材料分離特性に優れ、埋設構造物の内部を確実に充填します
東開クレテック株式会社 | は | セルクリート工法 | の | 東北地区総代理店 | です。 |
セルクリート工法に関するお問い合わせは、東開クレテック株式会社 営業本部
セルクリート工法担当 : 松井、 松本 まで
TEL. 024-962-2282 / FAX. 024-962-4303