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リバース工法
掘削ビットを回転させ地盤を掘削し、その土砂を孔内水とともにサクションポンプまたはエアリフト方式などにより地上に吸上げ排出する工法。
排出した土砂は、水槽などで沈殿、土砂と水を分離した後、水は再び掘削揚水として循環利用される。
孔壁の保護は、孔内の水頭差圧によって行う。
適用杭径は、φ1000〜φ3000程度、最大杭長は、90m程度まで。

@杭芯にスタンドパイプの中心を合わせ、安定した地層まで鉛直に建て込み、スタンドパイプを必要長さ建て込むことができるまで、ハンマグラブでスタンドパイプの内側を掘削する。
Aロータリーテーブルは架台を介して水平に据付け、ドリルビッドで逆循環掘削する。
B支持層確認後、根入れ掘削する。掘削完了後は、ビットを若干引き上げ空回しさせながら泥水を循環させ、一次孔底処理を行う。
C超音波孔壁測定機によりX、Y2方向の孔壁形状を測定する。
D鉄筋かご状を孔内中央に鉛直に建て込む。
Eトレミー管を挿入し、その頭部にケリーバを接続しサクションポンプまたはエアリフトにより二次孔底処理する。
Fトレミー管でコンクリートを打設する。
G所定の高さまでコンクリートを打込んだあと余盛する。トレミー管、スタンドパイプを引抜く。引抜き後、空掘り部分を埋め戻す。
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