[ 0027 ] [ヒロセ 補強土工法]
EPルートパイル工法
EPルートパイル工法は、イタリアで開発された、自然斜面や地山の崩壊を防ぐための補強工法です。
ルートパイルとは木の根を意味し、EPルートパイル工法とは、鉄筋を芯材とする直径10cm程度のグラウト杭を補強材として、木の根のように土の中に数多く挿入し地盤を一体化させる工法と言います。
主な特長
@高い補強効果
● パイルの網状配置効果、モルタルのEP効果で、補強芯材と土の付着力を著しく高める。
※網状配置効果とは、パイルを網目状に配置することにより、土の変形・パイル間の土のすりぬけを抑制することを言います。
EP効果との複合作用により、補強材と地山の一体化が可能になります。
※EP(エクスパンション)効果とは、注入材として使用するモルタルが硬化膨張することにより、特殊芯材との付着力を高めるだけでなく、
土との摩擦力も高め、特殊芯材と土の一体化を促進することを言います。
A効率的な施工
● 現場に適した掘削システムが選択可能。
● 小型掘削機も使用可能なため、高所や急峻な斜面でも施工可能。
B土地の有効利用
● 逆巻き方式のため、急勾配の切土が可能で、従来工法に比べ掘削土量の削減を実現。
C高い景観性
● 表面工との組み合わせにより緑化も可能。
施工手順
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適用分野
■構造物補強 | ■岩盤補強 | ■切土法面補強 | ■地すべり対策 |
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■新設擁壁基礎 | ■既投擁壁補強 | ■橋梁補強 | ■トンネル補強 |
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採用事例
■橋梁補強[静岡県] | ■擁壁補強[奈良県] |
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■構造物補強[山梨県] | ■斜面崩壊防護[神奈川県] |
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網目状に打設したパイルが地山や構造物の変形を抑制する工法
EPルートパイル工法
切土法面補強、擁壁補強、構造物補強などに有効です。
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